ゴルフの楽しみ方はいろいろ。
・本格的に練習してシングルゴルファーを目指す
・仲間と和気あいあいと散歩気分でプレーする
ゴルフは、レベルや目的に応じて楽しめるスポーツですが、最低限のスキルと知識は身につけていなければいけません。
そんなゴルフ初心者のために、今回は、ゴルフ初心者がまず初めにやるべきこと、用意するものをご紹介します。
基本ルール
全18ホール、ゴルフクラブでボールを打ち、直径10.8cmのカップ(ホール)にいかに少ない打数で入れられるかを競うゲームです。
ゴルフコース
日本には、2,000以上のゴルフ場があると言われています。
初めてゴルフ場に行くと広大さに驚くと思います。大自然の中を歩いたり、スイングをしたりして体を動かすのはとても気持ちいいです。1ラウンドで5~7キロほど歩くことになるので健康にもいいです。
ゴルフコースで、ドライバーショットが上手く打てた時や、アイアンショットでピンそばに”ピタッ”とつけられた時、ロングパットが入ったときは、何物にも代えがたい爽快感です。
最初は上手くいかないかもしれませんが、練習を重ねて成果を発揮していいスコアで回れたときの達成感はとても最高です。
コースデビューOKとなる技術・期間の目安は?
打ってみて全く空振りせず、ドライバーなら6割、アイアンなら8割ほどが前に飛ぶようならばコースに出ても大丈夫でしょう。
ボールが曲がってしまうスライスやフックは上級者でも悩まされる症状です。
全ての打球を真っ直ぐ飛ばすのは至難の業なので、初心者はまず、前に飛ぶようになればコースデビューの目安となります。
全くの素人からボールが前に飛ぶようになるまでの期間は人それぞれですが、まずは1~2ヶ月で5回ほどの練習を目安にします。
5回練習場で打ってみてそのレベルに達するかどうか、大丈夫だったらコースに出る準備を始め、上達が遅いようだったらレッスンに通ったり、上級者のアドバイスを聞いたりして改善に努めましょう。
コースで役に立つスキル
ゴルフの面白い所は、200ヤード飛ばしたドライバーショットも、10cmのパットも同じ1打という点です。
初心者の場合は、短い飛距離のクラブ、つまりアイアンの9番やピッチングウェッジなどでグリーンの近くからグリーンにのせるスキルがあると非常に役立ちます。
打ちっぱなしでも、20、30、40ヤードと飛距離を意識して打ち分けられるようにして下さい。
以上がゴルフ初心者がコースデビューするまでの期間とスキルについてとなります。
上達のスピードは人によって異なるのであくまで目安となりますが、コースデビューに向けての目標にして下さい。
服装
ゴルフウェアは、ファストファッションのポロシャツ、チノパンでもOKです!徐々に機能的なゴルフウェアに買い揃えていきましょう。
ゴルフウェアでは、TPOに応じて服装を選びましょう。練習場ではトレーニングウェアやジャージなど、どんな服装でも大丈夫ですが、ほとんどのゴルフコースにはドレスコードがあります。
ジーパンやTシャツはNG。ポロシャツのような襟付きシャツで、裾はズボンの中にインするなどのルールやマナーがあります。それを守りつつゴルフウェアを選びましょう。
詳細は後の章でもお伝えしています。
初心者おすすめ用品
クラブセット
ゴルフをするには、クラブやボール、シューズ、手袋などが必要です。最初のころはレンタルや中古クラブでも大丈夫です。中古よりも新品がいいというゴルフ初心者は「クラブセット」の入門セットがおすすめです。ドライバー、フェアウェイウッド、ユーティリティ、アイアン、ウェッジ、パターまですべて揃っています。
ゴルフクラブはウェッジやアイアンでも1本数万円します。
単品で購入していると、かなりの高額になってしまいます。
ゴルフ初心者の頃は、お求めやすい価格で揃えられるゴルフクラブのセットで十分にラウンドを楽しむことができます。
経験を積むにつれて、このシチュエーションで、この距離を打てるクラブがほしいというニーズが生まれてきますので、クラブを買い足すのはその時が来てからで問題ありません。まずはあるクラブの性能をフルに活用し、楽しみながら上達していきましょう!
ゴルフグローブ
クラブを握るグリップはスイングに大きな影響を及ぼします。
グリップが滑ったらまともなショットはできないです。よりグリップを安定させるためにもゴルフグローブは必需品です。
ゴルフ初心者の頃は、ラウンドの際についつい忘れがちで、慌ててクラブハウスで購入することもあります。慣れていないゴルフグローブではやはりスイングの感覚も変わってきますので、自分に合ったゴルフグローブをしっかりと用意しておきましょう。
雨の日は交換する必要がありますので、予備のゴルフグローブを用意しておくことも大切です。
ゴルフ用ウェア
チノパンにポロシャツでプレーできるのですが、それだとさすがに味気ないです。自分なりのオシャレを楽しみながらプレーできるのが、ゴルフの醍醐味でもあります。
デザインやカラーなどバリエーションは豊富なので、いろいろなファッションを楽しめます。使用するクラブのメーカーと、着用しているウェアのメーカーが違っても別に違和感はないので、幅広く自分の好みに合ったものを探してみてください。
ラウンドする日がさらに待ち遠しくなります。社内のコンペなどは年配者も多いので、派手な服装は控えた方がいいでしょう。状況に合せてコーディネイトしていきましょう。
ゴルフシューズ
ゴルフ場でラウンドする際にはゴルフ用のシューズを履く必要があります。スイングする時には地面を掴むグリップ力が重要です。金属製のスパイクは芝を傷めてしまうので、ソフトスパイクか、スパイクレスが主流になります。
ソフトスパイクの方がグリップ力は強いですが、スパイクレスは履きやすく疲れにくいというメリットがあります。また最近ではダイヤル式のシューズが人気で、ダイヤルを回すだけでフィット感を調整できるので便利です。
スクールやスタジオでレッスン
「クラブをどう握ったら良いのかわからない」という超初心者でも1から教えてくれるのがゴルフスクールやスタジオレッスンなどです。
打ちっぱなし練習所や室内で行うインドアなどがあり、スイングのチェックからボールにちゃんと当たって前に飛ぶようになるまで、数回通うのが良いでしょう。